宮崎県日向灘を震源とする地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
宮﨑県を震源地とする震度6弱の地震があり、負傷者も出ています。被害に遭われた方々へのお見舞いを申し上げます。
当協議会は弱小な団体ではありますが災害看護担当代議員会を中心に必要なことを検討して、できる限りの対応を行いたいと思います。
今回の地震は南海トラフとの関連も指摘されていますので、今回幸いにも被災されなかった方も、発災を想定して今一度避難経路や避難方法、備蓄品の点検など、備えをしていただくようお願いします。
ことの外暑い夏、ご自愛の上、ご活躍いただきますよう、お願いします。
九州・沖縄高度実践看護師活動促進協議会
能登半島の地震や風水害で亡くなられた方のご冥福を祈ると共に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
今年1月1日に能登半島を中心に大きな地震と津波が襲いました。地震や津波で被災された方々、不幸にもお亡くなりになった方々のご冥福を祈ります。ご遺族の心痛はいかばかりかと、心よりお悔やみを申し上げます。また、今尚避難生活を強いられている全ての被災された方々にお見舞いを申し上げます。
更に、ご自身も被災しながらも被災された住民の方々のためにご尽力いただいている看護職をはじめとする多くの支援者の皆様、外部から支援に入っていらっしゃる皆様、後方支援をされている皆様に心よりの敬意と感謝を申し上げます。
当協議会は現在、WAM助成事業「COVID-19大規模災害で疲弊した看護職者への総合的支援事業を行っていますが、(独)福祉医療機構の特別な計らいで、今回の能登半島地震で影響を受けた看護職者への支援も追加して助成金を執行することが可能になりました。柔軟で適切な語は判断をいただいた(独)福祉医療機構に感謝申し上げると共に、心して支援を展開していきたいと考えています。次のような支援体制を整えていますので、どうぞご活用ください。
1.相談支援:能登半島地震で被災した看護職者、看護学生、支援者対象
2.能登半島地震に特化した心理教育教材のYouTubeによる無料配信
3.WAM助成事業で開発したオンデマンド教材のYouTubeによる無料配信
アロマセラピィ、ハタヨガ、ヨガ、笑いヨガ、マインドフルネス、セルフコンパッションの教材があります。いずれも15分程度で視聴が可能です。ご自身のセルフケアの方法として、被災された地域住民の方々へのケアの方法として、是非ご活用ください。
※この画像は生成AIで作成したものです。
能登半島地震で被災した看護学生・看護職者への支援の広報にご協力いただいた
団体・大学等に感謝いたします
この支援活動に対して日本精神保健看護学会からは名義後援をいただきました。また情報の周知に、能登半島地震に伴う看護職者のメンタルサポート窓口のグループ(代表 大阪大学 教授 武用百子先生)、日本看護管理学会(理事長 武村雪絵先生)、日本看護科学学会(理事長 吉沢豊予子先生)、日本災害看護学会(理事長 大野かおり先生)、日本看護系大学協議会(代表理事 鎌倉やよい先生)、日本看護系学会協議会(会長 上別府圭子先生)、(公)沖縄県立看護大学(学長 神里みどり先生)、日本赤十字九州国際看護大学(ご協力いただいた当時の学長 小松浩子先生、現学長 池松裕子)にご協力いただきました。本当にありがとうございました。
第8回地域・在宅看護分野の成功事例の共有会開催告知
日時:2024年10月18日(金)19:00~20:00
テーマ:「当訪問看護ステーションにおける新卒訪問看護師の育成(新卒看護師を採用しての経過)」
発表者:訪問看護ステーション青空(株式会社ヘルスケアサポート青空)所長 兼 訪問看護認定看護師 下地節子様
☆参加費 当協議会の会員:無料 非会員初回限定無料
2回目以降の非会員:千円(カードでの支払いのみ)
※今回当協議会の会員になっていただけると、それ以後の
イベントは全て無料になります。
お申込みは右側のQRコード
又は次のURLからお願いします。
☆ご入会をされる場合の年会費
会員(九州・沖縄在住、もしくは職場がある方)3千円
賛助会員(九州・沖縄以外の方) 2千円
※資格認定や資格更新にご活用いただけるよう、当協議会
の参加証明書を発行しています。
研究お助けラボの日程と内容が決定しました
年間3回のお助けラボの日程と内容が決まりました。皆様奮ってご参加ください。
第1回研究お助けラボ
日程
10月20日(日)10:00⁻12:00
ミニ講義テーマ
研究疑問の明確化
講師 前田愛(研究担当代議員)
( 昭和大学横浜北部病院 精神看護専門看護師
講義後はゼミ形式でフリーディスカッション
第2回研究お助けラボ
日程
12月21日(土)13:30‐15:30
ミニ講義テーマ
文献レビューの方法
講師 葛島慎吾(研究担当代議員)
(宮崎県立看護大学 講師)
講義後はゼミ形式でフリーディスカッション
第3回研究お助けラボ
日程
12月21日(土)13:30‐15:30
ミニ講義テーマ
研究倫理審査申請書類作成のポイント
講師 江上史子
講義後はゼミ形式でフリーディスカッション
私たちについて
当協議会では理事会を構成する各専門分野や重点課題を担当する理事が13の代議員会を組織し、各代議員会独自の活動も行っています。代議員会によっては、研究お助けラボ、事例検討会、成功事例の共有会、高度実践看護師活動・活用促進フォーラム、共同研究など工夫ある取り組みが行われています。規約に規定されている講演&シンポジウムは、理事会主催です。
ご入会いただくと、年間を通して行われている多くのイベントに無料でご参加いただけます。更に、高度実践や日々の臨床実践についてのスーパービジョンも無料で受けることが可能です。活動に興味がある方は是非入会をご検討ください。
当協議会について
九州・沖縄高度実践看護師活動促進協議会は、2021年の3月28日に、前身の福岡県精神看護専門看護師活動促進協議会を発展的に解消する形で設立されました。当団体の目的は、九州・沖縄の看護の質の向上、ひいては人々の健康と安寧に寄与することを目指し、高度実践看護師の更なる活動と活用を促進することです。
当協議会の設立の趣旨
当協議会の出発点は、前身の福岡県精神看護専門看護師活動促進協議会です。大学院で高度実践看護師教育課程を修了してもなかなか臨床や地域でうまく活用されないことに、私たちはジレンマを感じていました。医療機関などで独立したポジションを与えられ、組織横断的な活動が展開できれば、組織全体の底上げに大きく貢献できると考えています。。希少な人材を有効に活用することで、より一層、人々のセルフケア、健康、QOL、幸福に寄与できると考えています。
専門性を超えた協働による
ハイクオリティなケアの提供の基盤づくり
高度実践看護師を活用する側とされる側の相互理解と協働、能力の開発を目指して
現在、日本看護系大学協議会認定している高度実践看護師教育課程には、専門看護師教育課程とナースプラクティショナー教育課程の2つがあります。専門看護師教育課程は13の専門性に分かれており、現在放射線看護の分野も日本看護協会で資格認定してもらえるよう申請中で、認められれば14分野になります。高度実践看護師の数は年々増えてはいるものの、医療機関や地域資源に占める割合は数パーセントにすぎません。限りある希少な人的資源を有効活用するために、活用する側と活用される側の相互理解と協働がとても重要です。そして、高度実践看護師自身もたゆまぬ自己研鑽により能力の開発を継続する必要があります。しかし本人の努力だけでなく組織的なバックアップ、特に看護管理者からの支援もまた重要なのです。これらのことが専門性を超えた協働によるハイクオリティなケアの提供の基盤です。
あなたも仲間に
本協議会では、現在、会員を募集中です。入会資格に強い縛りはありません。資格保有者だけでなく、高度実践看護師の活動に興味がある、活用してみたいという方、私たちと一緒に高度実践看護師の活動や活用を促進する活動をしてみませんか?新しい仲間や考え方に触れ、視野が広がる体験ができると思います。
当協議会の具体的な活動については、ご入会の窓口の次をご覧ください。何かご不明な点等ありましたら次のお問い合わせ窓口にご連絡ください。
ニュース
このコーナーでは本協議会の理事会や代議員会などで行っているイベントの報告などを掲載しています。
第6回地域・在宅看護分野の成功事例の共有会が開催されました。
2024年3月18日
3月18日(月)に行われた地域・在宅看護分野の成功事例の共有会のテーマは、
「在宅療養中の子どもの命を守るために
~企業でも行政でも手の届かないところを救う、NPO団体との協働~」でした。
発表者は訪問看護ステーション青空 小児看護専門看護師・医療的ケア児等コーディネーターの屋宜佳成さんでした。屋宜さんは制度にのらずドコモ引き受け手がない医療的ケア児の受け入れ先を根気よく探し、NPO法人との協働により児の命を守る活動をされたことを発表されました。その勇気とあきらめない粘り強さにエンパワメントされました。発表された屋宜様、ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
文責:地域・在宅看護領域代議員 純真学園大学 山崎律子
6
2024年2月24日
2024年2月24日(土)10時〜12時にオンラインで開催しました。事例提供者は西南女学院大学の矢治亜樹子さんでした。テーマは「外部組織における役割開発:訪問看護ステーションへの外部コンサルテーション事例から」でした。研修の依頼から始まった実践でしたが、看護管理者との話し合いを重ねると組織の真のニーズが明確になり、よりニーズにあった教育が実施できたことが伝わってきました。今回も、看護師、精神看護専門看護師、老年看護専門看護師、臨床心理士、教員、大学院生など様々な経験をおもちの皆さまが複数県からご参加を頂きました。あっという間の2時間でしたが、非常に濃密な事例検討会となりました。
ご準備頂きました皆様、参加して下さった皆様ありがとうございました。
*資格更新や取得に参加証明書が必要な方々には、本協議会から発行もいたしました。
鼎談&シンポジウム&倫理事例の検討会を開催しました
2024年3月17日
鼎談のテーマは、高度実践看護師は人々の権利の擁護者として看護学の発展にいかに貢献し得るか?でした。地元創成看護学の視座からは南裕子先生、ケアサイエンスの視座からは西村ユミ先生、高度実践看護師の視座からは藤田愛様にご登壇いただきました。藤田様からはCOVID-19大規模災害第1波下の神戸市で、病床ひっ迫を予見し、いち早く神戸市に働きかけて、第4波では保健所長の指示で訪問ができるような行政施策が実現したこと、まだ訪問看護師にはワクチン接種も届かない時期に、身を護るために感染症看護専門看護師と協働して感染防御を果たしながら感染した利用者に訪問看護を提供していったことなど、リアルに臨場感をもって話していただきました。続く南先生からは、先ず現在の世界情勢の中で平和を実現するためには、看護職者ひとりひとりが自分のこととして考え行動する必要があるという前提に立って、地元創成看護学の誕生の歴史とその意義、高知県や神戸市で地元創成看護学を装したご経験をお話しいただきました。更に西村ユミ先生からは、少子超高齢社会、人口減が目前の現実として迫る中、学術に関わる研究者が実践家や市民と協働しながらケアサイエンスという新たな学問を社会に実装していくことの重要性が語られました。高度実践看護師は人々の権利の擁護者として、未来を予見する力を持ち、何がいつあってもすぐにコミットする実力を普段から蓄え、こぞという時に変革的なリーダーシップと6つの機能をフルに発揮して、ステークホルダーを繋ぎ、必要なケアを編み出し現場に実装する、そしてそれを社会に発信することが必要だと感じました。また、研究者との協働により看護学を更に発展させていくという視点を持つ必要があると感じました。これらのことを視野に入れながら、当協議会の今後の活動を展開していきたいと思います。
第7回定例理事会、第3回総会報告
2024年3月17日
2024年の3月17日に第7回理事会と第3回総会を開催しました。理事会で決定された全ての事項が総会で承認されました。ご参加いただいた方々、委任状という形でご協力いただいた方々ありがとうございました。
第6回 研究お助けラボを開催
3月17日(日)の13:30~15:00に第6回研究お助けラボを開催しました。研究担当理事の松成裕子先生からのミニ講義で、質データと量データの分析方法について教えていただきました。講義は、参加型の演習も含むユニークな内容でした。講義の後はゼミ形式で研究につい議論しました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。研究員は随時募集中で、研究お助けラボには研究員でなくともご参加いただけますので、是非一度ご参加ください。
研究担当代議員会のメンバーで申請した研究テーマが科研の基盤Cに採択されました。
2023年4月2日
研究テーマは、「九州・沖縄地区における高度実践看護師の研究支援システムの構築」です。これまで研究担当代議員会が行ってきた研究お助けラボを発展させる形での研究です。2023年度は九州・沖縄地域の高度実践看護師の研究に関する実態調査を行います。またその前提として、国内外の高度実践看護師に関する先行研究のレビューを行います。
当協議会の事業
高度実践看護師の機能には、実践(直接ケア)、相談、教育、調整、倫理調整、教育、研究の6つの機能があり、ケアとキュアを融合した活動を行います。そのため、当協議下でも、この6つの機能に則って事業を展開しています。特に、会員に対しては、無料でコンサルテーションを提供しています。
また、12月1日からは、看護職者を対象にした、COVID-19関連の相談支援事業を新たに設けます。精神看護専門看護師、精神科認定看護師、大学の精神看護学の教員などが協力して相談にあたります。相談員とスーパーバイザーをセットにして、質の高い支援を行いますので、どうぞご活用ください。
詳細は当協議会にお問い合わせください。
Direct Clinical Practice(直接的臨床実践)
及びコンサルテーション
現在、COVID-19の影響で苦しむ看護職者に対して、相談支援事業の一環としてコンサルテーションやDirect Clinical Practice(直接的臨床実践)を行っています。また会員及び会員施設の看護管理者は無料でコンサルテーションを受けることができます。更に、ご所属の組織での対応困難なケースに対してのご相談にも応じます。ニーズに合わせて、オンラインで専門家を派遣しますので、是非ご相談ください。
教育
教育機関や医療機関、訪問看護ステーション等に心理教育を提供します。COVID-19のパンデミックに伴う心身の不調を予防するためには、医療職者への心理教育が非常に大事です。現在、相談支援事業から派生して、精神看護学を専門とする大学の教員、精神看護専門看護師、精神科認定看護師が、教育機関、医療機関、訪問看護ステーションなどの地域資源の依頼に応じて心理教育を提供しています。勿論、COVID-19に関連する心理教育だけでなく、現任教育、基礎教育にも其々の専門性に合わせた専門家を派遣します。ご所属の組織のニーズについて、先ずはご相談ください。
研究・研究指導
2022年度より、研究担当代議員会のメンバーを中心に研究お助けラボを開始します。研究員としてご登録(無料)いただくと、継続的に研究指導を受けることができます。会員を対象に臨床や地域での看護ケアの質を向上するための実践的な研究や活動成果に関する研究及び研究指導を提供します。また、研究についてのミニ講義やゼミもありますので、是非一度ご相談ください。
調整・倫理調整
臨床や地域で起こる看護ケアを巡る倫理的な葛藤などの調整を行います。COVID-19パンデミック下では、普段に増して倫理的な葛藤を感じる場面が多いと思います。医療資源が不足する中、臨床現場ではトリアージが始まっています。トリアージに関わることへの罪悪感、倫理的なジレンマ、無力感などは、医療職者のメンタルヘルスにも大きな影響を及ぼします。感染を恐れて、医療機関では外部からの倫理調整などの依頼を制限されていることが多いと思います。当協議会ではオンラインによる倫理調整を行っていますので、是非、ご活用ください。
本協議会の代表、副代表、代表理事の紹介
メッセージは準備中の方もいます。
「あなた方は進歩し続けない限りは退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい」
「進歩のない組織で持ちこたえたものはない」
私たちの座右の銘
私たちは、フローレンス・ナイチンゲールのこの言葉を胸に進歩し続けたいと思います。
当協議会に役員やCOVID-19関連の相談支援事業に相談員やスーパーバイザーを派遣してくださっている高度実践看護師教育課程がある大学
大学名は許可があったところのみ掲載しています。
高度実践看護師教育課程とは、日本看護系大学協議会が認定した、13分野の専門看護師とプライマリケアのナースプラクティショナーを目指す人のための教育課程です。
本協議会に役員やWAM助成事業の担当者を派遣してくださっている大学や施設
本協議会に役員を派遣してくださっている
医療機関や地域の施設
☆長崎県立精神医療センター
精神看護専門看護師と精神科認定看護師がいます。
☆独立行政法人国立病院機構
熊本医療センター
がん看護と急性・重症患者看護の専門看護師、各種の認定看護師がいます。
Special Thanks
当協議会の相談支援事業にご寄付をいただいた施設
当協議会では、2021年12月1日から開始した看護職者を対象にしたCOVID-19パンデミック大規模災害に関連する相談支援事業を行っています。現在、完全なボランティア活動になっているため、この事業に特化した医療施設、企業等からのご寄付を募集しています。ご寄付をいただける施設は、代表の松枝美智子(matsueda@seisa.ac.jp)までご連絡をお願いします。ご寄付をいただいた施設への感謝の気持ちを込めてホームページで紹介させていただきます。当協議会の相談支援事業の趣旨をご理解いただき、ご寄付をいただいた施設に心より、感謝申し上げます。
社会医療法人 寿栄会
ありまこうげんグループ
ありまこうげんホスピタルは、神戸市にある精神科病院で、関連施設として、訪問看護ステーションや高齢者施設などもあります。2016年からはトラウマ・インフォームドケア(トラウマに配慮したケア)を看護ケアの根幹に据えて看護を行っています。COVID-19パンデミックという大規模災害下で看護職者の健康を守り、患者に質の高いケアを提供するために、ロボットの活用も視野に入れて準備中です。また、認定看護師、専門看護師等の高度な知識と技術を持った人材の育成と活用を行っています。また、当協議会の相談支援事業のひとつである、心理教育講座の普及にも連携団体として多大なご協力をいただいています。令和6年度も助成金をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
ー
ー