専門は精神看護学。基礎教育は久留米大学医学部附属看護専門学校で受けました。久留米大学病院の精神科、脳外科・形成外科、放射線科・内分泌内科で臨床経験を積み、久留米大学医学部に看護学科が創設された時に5年間、助手として勤務し、教育の基礎を学びました。その後、兵庫県立看護大学大学院修士課程(精神看護学専攻)で高度実践看護について学びました。神戸大学大学院博士後期課程満期修了退学。
修士課程時代に、南裕子先生、近澤範子先生、宇佐美しおり先生、片田範子先生をはじめ多くの素晴らしい先生方と同窓生に出会えたことが、後に福岡県立大学で精神看護専門看護師コースを開設することにつながりました。
福岡県立大学で育てた優秀な修了生たちが、なかなかうまく臨床で活用されないことにジレンマを感じ、4年前に福岡県精神看護専門看護師活動促進協議会を設立し、活動を行ってきました。
今年3月28日に新しくなった本協議会の趣旨にご賛同いただいた九州・沖縄の看護系大学の先生方、臨床や地域でご活躍中の看護管理者、高度実践看護師、ゼネラリストの方々に御協力いただいて出発できたことに、この場を借りて心よりお礼を申し上げます。本協議会に役員の派遣をしてくださっている大学や医療機関等についての情報はこのページに掲載しています。
2020年3月に16年間お世話になった福岡県立大学を定年退職し、4月からは久留米大学時代の教え子に導かれて星槎大学大学院に入職。星槎大学が目指す共生社会の実現に向けて、精神看護や看護教育の視点から、自分なりに貢献できることを模索中です。星槎大学大学院のホームページへは私の名前を、看護教育研究コースのホームページは大学院名をクリックするとアクセスできます。
今年度はPASセルフケアセラピィ看護学会第4回大会に続いて第7回大会の大会長を務めます。PASセルフケアセラピィはオレムーアンダーウッドモデルの発展形であり、私は大学院での実習指導を通じてその効果を実感しています。
高度実践看護師として看護介入技法を持ちそれを磨き続けることは必須のことだと思います。看護介入技法のひとつである、PASセルフケアセラピィは、PASセルフケアセラピィ看護学会主催で系統的なトレーニングを受けることことができます。トレーニングの情報、学会へのご入会等の情報については、次のPASセルフケアセラピィ看護学会のホームページからご覧ください。